柳家三三独演会333947柳家三三ありがとう!四十七都道府県

柳家三三独演会@にぎわい交流館AU

にぎわい交流館AUで「柳家三三独演会333947柳家三三ありがとう!四十七都道府県」2015年1月11日(日)14:00開演、16:20ごろ終了。演目は、一目あがり、粗忽の釘、仲入り、二番煎じ。
まったくの独演会で、前座も無しにいきなり本人が出てきた。前年の四十七都道府県を回った公演の「お礼参り」にまた四十七都道府県を回るというのが今回の趣旨とのこと。

高座前半

前座が無いので、アイスブレイクというか、会場を暖めるのも本人がやるほかないのだが、一目あがりの枕は前年の秋田の寒さに始まって前年の秋田公演の様子を細かに語って、秋田のことをこんなにおぼえていてくれていたのかと嬉しくなる。いいね。ババヘラの話題も上手というか、ちゃんとわかっている。肝心の一目あがりは前座が良くかける話だが、みっちりやると十分真打ちの話だと堪能。詩文を読む三三は声も良いなあ。
粗忽の釘の枕というか、一目あがりを演じた後、アナと雪の女王についての話。見ていないこちらもストーリーが分かるほど熱く語られてしまって、結局アナというのは、とんでもない女だという話。この話を落語家にしても誰も分かってもらえない、ウルトラマンが好きだからアニメも好きだろうと柳家喬太郎に振ったら、「え、女子アナと古今亭菊之丞?」と返されたという。「女子アナと古今亭菊之丞」についてはググってくれとのことだった。
粗忽の釘は、主人公の粗忽な大工とおかみさんのなれそめの話が良かった。

仲入り後

仲入り後、二番煎じは冬の話というところでのチョイスか。最後、役人が来て宗助さんが鍋の上に座るところが疑問というか、どんな状態なのか、かねがね「もやっ」としていたが、そのあたりが明快にされていて、これはちょっとシモがかかった話だと分かって良かった。役人はいやしいね。

みんな三三が大好き

三三は、昔は巧い落語家という印象だったのだが、いつのころからか面白い落語家という位置付けになった。今日もそれを再確認した。嫁ちゃんも好きな落語家です。DVDは出ているけど、CDが出ていないのが残念。もっと気軽に聞きたい。

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