第6回アルヴェ落語会「春風亭一之輔独演会」

第6回アルヴェ落語会「春風亭一之輔独演会」が開催されたので聞いてきました。

会場:秋田拠点センターアルヴェ2階多目的ホール

日時:令和4(2022)年5月29日(日)

開場18:00 開演18:30 終演20:30ごろ

演目は、

1 「かぼちゃ屋」(唐茄子屋、とも)

2 「船徳」

3 仲入り

4 「粗忽の釘」

というものでした。

かぼちゃ屋は、唐茄子屋政談はCDなんかでもよく聞くが、意外に初めてライブで聞いたと思った。その枕では、プロは仕事を淡々とこなさなければならないという話にからめて魔女の宅急便をじっくり。

船徳の枕は、佐々木朗希とロッテのガムで落とし噺。この噺もCDでは他の演者がやっているのを何回も聞いているおなじみの噺だが、ライブで見るのはこれまた初めてかも。扇子の使い方が秀逸。傘になったり、櫓になったり。他の形だと、親方が船頭衆を集める際の船頭が悪事を先に言うギャグがあって、くどいなあと思っていたので、それが無いのはスマートで良かった。

粗忽の釘は、おなじみ爆笑噺だが、たらいでふぇーふぇー夫婦のくだりは一之輔がやったのを前にも聞いたことがある。CDで別の噺だったかも。しかし、見事にバージョンアップしていた。途中、伊勢屋のペロが行方不明になったというくだりがあるのだが、これが出てきて見事な伏線回収。

全体的に師匠そのものが、なにかノリが良く演じられている感じで、こちらも大いに楽しめました。また来て欲しい。

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