第10回アルヴェ落語会「春風亭一之輔独演会」が開催されたので聞いてきました。
会場:秋田拠点センターアルヴェ2階多目的ホール
日時:令和5(2023)年10月6日(金)
開場18:00 開演18:30 終演20:30ごろ
演目は、
1 「新聞記事」
2 「七段目」
3 仲入り
4 「甲府い」
というものでした。
新聞記事は、お得意の話。爆笑です。マクラは、笑点加入後の反応などについて。これは笑点加入後、全国の落語会でしているんだろうな。やっぱり何かとおおごとだ。7月の洪水の後すぐに笑点の収録で秋田に来たことも言っていたなあ。
七段目は、歌舞伎の仕草などが満載の噺で、こういうジャンルも一之輔はやるんだなと新鮮だった。マクラは、一之輔の家庭内の地位を語った後、息子を二世落語家にするのかという話しから二世が活躍する歌舞伎へとスムースにつなげた。
甲府いは、人情噺というジャンルか微妙だが、一之輔はオチのある人情噺というように意識してやってるんじゃ無いかなあ。いや、勝手な思い込みだけど。最後、オチの売り声で単語ごとに会場から笑いが起こったのは面白かった。自然な笑いだったと思う。
強風の影響で、秋田入りが開演30分前だったそうで、ほどよい緊張と、一方でほっとしたという緩和があったような気がする。一之輔には健康で末永く噺を聞かせて欲しい。