ID Managerでパスワードや身の回りの番号みんな管理しよう

ソフトウェアでパスワード管理

パスワードの付け方、おぼえちゃいけない、ということについてはお話してきましたが、それにしても現在のインターネットのサービスでは、非常に多くのIDとパスワードをなんらかの方法で管理する必要が出て来ます。また、オンラインバンキングに似たようなロジックで作ったバスワードを着けるのは抵抗がありますし、まっとうなサービスであれば定期的にパスワードを付け替えることを要請されます。
これをうまくやっていくためには、やはりソフトウェアで管理する以外にありません。

ID Managerを推薦します

色々なパスワード管理ソフトがありますが、Windowsのソフト(残念ながらMACユーザーで無いのでそちらのほうは不案内です。すいません)でお勧めできるのは、WoodenSoldier氏によるフリーソフト、ID Managerです。このソフトを使うと、煩雑になりがちなパスワード管理を安全に簡単に行うことができるようになります。
また、ID Managerはパスワードだけではなく、ソフトウェアのシリアル番号、これも最近はシリアル入れないと起動しないソフトが多くて、管理必須ですが、これを管理するのにも便利です。さらに、ソフトウェアのシリアル番号だけではなく、いろいろと管理する必要のある番号、例えば年金番号とか住民基本台帳番号の管理にも使えます。

ID Managerの特徴

ID Managerの特徴をVectorのレビューから引用すると、

最大1万件のID情報を管理することが可能。パスワードの自動生成、期限切れパスワードの通知といった機能もある。フォルダツリーを備えたわかりやすい画面構成で、操作しやすい。マルチユーザに対応し、複数のユーザで使える。

ユーザーごとにパスワードデータファイルを用意して、起動時に選択してログインする形になります。一つしかパスワードデータファイルが無い場合は、それがそのまま選択されます。ログインパスワードは、Blowfishアルゴリズムを使用して暗号化されているので安心です。ログインパスワードを忘れた場合は、ソフトウェアの作者にも解読できないとのことです。

ID情報はフォルダツリーで階層管理することが可能。ID情報1件につき、アカウントやパスワードなどの情報を四つまで登録できる。初期状態では「Account ID」「Password」と二つの空き項目となっている。項目名はユーザが自由に変更できる。さらに、ソフトなどのシリアル番号や、ID情報を入力するWebページのURL、メールアドレス、メモなども登録しておける。

このメモ欄が便利で、自由記述で様々な情報を記載できます。パスワードばかりでは無く、ソフトウェアのシリアル番号などの管理にも使っていることはお話しましたが、ソフトウェアなら購入年月日、その他の各種番号であれば取得年月日を記載しておくことができます。
また、URLを記載できる欄があるので、ソフトウェア等のサポートサイトのURLを登録できます。登録したURLは、ボタン一発でサイトを呼び出せます。

さらに、パスワードを生成できるし、期限を切ることもできるので、オンラインバンキングなど次々にパスワードを入れなければならない場合でも確実に管理できます。

なんでも管理できるID Manager

現在、当方で管理している番号は、電気機器などハードウェアのシリアルナンバー、製品のサポートサイト、Yahoo!やGoogle、MSNなどネットワークサービスのID&パスワード、オンラインショップのID&パスワード、自動車免許の番号、クレジットカードの番号、預金口座、住民基本台帳カードなど公的カードの番号、パスワード、携帯電話の番号、自動車のナンバーなどなど。番号管理はお任せといった感じです。
身の回りの様々な番号を管理する決定版としてID Managerをお勧めします。

(ID Managerのサイトから。日本語も使えます)

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