第二十二回あきた落語愛喬会「柳家喬太郎独演会」

第二十二回あきた落語愛喬会「柳家喬太郎独演会」に行って参りましたので、いつものとおりご報告。前回は第十一回「落語教育委員会」でした。

会場:秋田市文化会館小ホール

日時:令和01(2019)年06月29日(土)

開場17:30 開演18:00 終演20:30ごろ

演目は、全て喬太郎で、

1 松竹梅

2 同棲したい

3 仲入り

4 本郷刀屋

というもの。「松竹梅」の枕はやっぱり結婚式の話で、若手時代の司会経験をうまく交えて話に持って行きました。最近の闇営業の話も取り入れて、喬太郎の枕は、独演会に来ると非常にライブ感を持たせて、会場との一体感があるなあ。そのまま高座を降りずに次の新作「同棲したい」に入ったのですが、この枕がまたすごかった。九州への協会の仕事での旅回りの話なのだが、沖縄・高知への経路が凄いというところで落とす。いや本当に笑わしてくれて、そのまま噺に。仲入りの後、着替えて「本郷刀屋」。あまり聞いたことのない噺だったのですが、「牡丹灯籠」なんですな。圓生もあんまりやんないところだったので聞いたことがなかった。

前回に続いて、「軽い噺」「新作」「人情噺」というコンビネーション。これがパターンとなるのだろうか。

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