By: Vincent Li
さて、これまでパスワードの付け方、メモを持ってしまう方法、多くのパスワードを管理をする方法とお話してきました。しかし、実際にパスワードを入れる段階になったらどうでしょう。
パスワードの自動入力ができないか
オンラインバンキングの画面を想定してください。IDを入れて、パスワードをID Managerで探してコピペしてログインする。面倒ですね。なんとか自動的にID、パスワードを入れる方法はないでしょうか。
LastPass（ラストパス）は、IDとパスワードが要求されるインターネットサイトのログイン画面において、入力データを自動的に記憶して、次回から自動的にその情報を入力してくれるツールです。
LastPassのメリット
ブラウザーにも、パスワード保存機能がありますが、LastPassは、データを安全に暗号化してくれます。ログインのためのデータはクラウド保存ですが、ローカルのマスターパスワードで暗号化するのでクラウドから漏れることはありません。
また、サイトは分類登録できるので、LastPassからサイトを呼び出して自動的にID、パスワードを入力することもできます。
このソフトが無料で使えるのだから凄い。
LastPassユニバーサルWindowsインストーラを使えば、Internet Explorer, Firefox, Chrome, Safari,とOperaのブラウザ拡張をインストールします。
パスワードツールの使い分け
現在、あまりお金に関係しないようなサイトでは自分で作ったパスワード、お金に関係するようなサイトではID Managerでランダムに生成したパスワードを使い、LastPassで自動入力と使い分けています。サイト以外の場面ではメモ方式。サイト入力でLastPassも万能では無いので時々手入力の必要が生じていますが、ずいぶん入力は楽になっています。
以上、パスワード管理の一つの方法として参考になれば幸いです。