映画「ウーマン・オン・トップ」でペネロペ・クルスの魅力を堪能

映画「ウーマン・オン・トップ」を見たら、意外と好みの映画だったので、御紹介。はじめに言っておきますが、決して大作ではないですよ。どちらかというとB級風味。でも、そののびのびやっている感じがよかったんですよ!

概要

「ウーマン・オン・トップ」(原題: Woman on Top)は、2000年公開のアメリカ映画です。勢いのあるタイトルからは、なにか「キャリアウーマンが企業のトップに上り詰めて君臨する」、みたいなサクセスストーリーかと思えるのが残念。内容は、まったくそんなパワーゲーム的要素がないファンタジー風味のラブコメディで、ペネロペ・クルスのアメリカ映画初主演作となる作品。

ストーリー

冒頭、飛行機にのってぐったりしているイザベラ(ペネロペ・クルス)。乗り物全般にに極端に弱いのです(自分で運転するのは大丈夫という設定)。彼女はシェフで夫ともにレストランを営んでいたのですが、夫に浮気されて、故郷ブラジルを飛び出し、友達(かなり強烈なおネエ!)のいるサンフランシスコにやってきたのです。その可憐でセクシーな容姿と、彼女お得意の赤いチリトウガラシを使ったエスニック料理はたちまち皆を虜に! イザベラはテレビプロデューサーのクリフにスカウトされて、料理番組「情熱のクッキング」コーナーを持つことに。ホットなイザベラの魅力が炸裂する番組の人気はウナギ上り。だがそこに傷心の夫トニーニョが、イザベラを追いかけてやってきた。どうしても彼を許せないイザベラ、何としても彼女の愛を取り戻したいトニーニョ、そして密かにイザベラに恋するクリフ……。熱いトライアングル・ラブの行方は……?

ここがポイント

やっぱり、ペネロペ・クルスの美しさが最大の魅力ですねえ。可憐かつセクシー。結構エロチックなシーンもあります。魅力出まくり。設定的には、男はみんなペネロペ・クルスに恋してしまう、という感じ。街をペネロペ・クルスが歩き出すと、次々に男がついていって大集団になるシーンが象徴的。
しかしながら、当方が気に入って、紹介したいと思ったわけは、この映画のミュージカル風味の部分。トニーニョが経営していたレストランに、ボサノバなどブラジル音楽を演奏する、レストラン付きのミュージシャンがいるのですが、このミュージシャンがイザベラを追いかけてサンフランシスコにやってきたトニーニョに、飛行機に乗って帯同してくる。そして、トニーニョが歌うところでは伴奏し、ついにはトニーニョもろともイザベラと番組で共演する。トニーニョは、歌でイザベラに愛を取り戻そうとするのですが、その時は当然この伴奏者たちが一緒。さらに、トニーニョが歌うたびに街の演奏家も吸収したりしてだんだん大きなバンドになって、ほとんどミュージカル的な様相を帯びてくるところがとっても楽しい。※ということで、画像もサントラのものを使用しております。
ストーリー的に凄い、とかどんでん返し!とか言えるところは無いのですが、見た後はとっても良い気持ちになっている映画です。ミュージカルが好きなあなたにお勧め。



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