映画「RED/レッド」は、ハーレクインな愛あるアクション映画


映画「RED/レッド」を見ました。人がむやみに死ぬタイプのアクション映画で、そういうのは本来嫌いなのですが、全体がオフビートなユーモアにあふれた映画で、たいそう面白ろうございました。

概要

Wikipediaより

『RED/レッド』(原題:RED)は、2010年のアメリカ映画。本作はDCコミックのインプリントであるオマージュ・コミックから出版された同名のグラフィックノベルが原作である。
タイトルは「Retired Extremely Dangerous」(引退した超危険人物)の略である。

ストーリー

フランク(ブルース・ウィリス)は、引退した元CIA。数々の作戦に従事し成功を収めた超腕利きのエージェントで、CAIのファイルでは、RED(引退した超危険人物)と分類されている。田舎で年金暮らしをしているが、年金の電話担当のサラ(メアリー=ルイーズ・パーカー、ちょい熟女でなかなかいい女)との会話を楽しみ、彼女に恋心を抱いている。
ある日の夜更け、家に武装した集団が侵入したが、フランクは隠し持った兵器と鍛えられた体術を使って、なんなく片付ける。自分と頻繁に通話しているサラにも危害が及ぶと考え彼女の家へと向かい、暗殺されかけ、電話も盗聴されていたので救いに来たとサラに話すが彼女は信じない。だが二人が言い争う中、アパート前に新たな暗殺者たちが現れる。
襲撃した者がCIAに関わりがあることを知ったフランクは、かつての仲間であるジョー(モーガン・フリーマン)、マーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)、元MI6の名狙撃手であるヴィクトリア(ヘレン・ミレン)、現ロシア大使館長のイヴァン(ブライアン・コックス)といったREDたちと共に、あるCAIミッションに関わった人間が次々に殺されているという陰謀に立ち向かう。

ここがポイント

愛ですよ、愛。実は、この映画のテーマは愛。どんどん人が死んでいくけど、その点を除けば、この破天荒な展開はハーレクインロマンス。

フランクとサラの愛。ヴィクトリア(もとイギリスのMI6)とイヴァン(ロシアのKGB?)の許されなかった愛の成就。と言っても深刻なものではなく、すべてがユーモアたっぷりに描かれる。

いたずらに豪華なキャスト(ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコビッチ、ヘレン・ミレン!)なRED軍団の、変人奇人ぶりをたっぷり楽しめるのも見所。

豪華なキャストといえば、アーネスト・ボーグナインもチョイ役で出ている。しかもこれが遺作。うーん。


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