いとくで買った「鶏樽めし」を食べてみた

昼前頃いとくに寄ったら、花善の鶏めしのとなりに、丸い容器の弁当が売っておりまして、それが鶏樽めし。もの珍しさで買ってきて、昼食といたしましたが、調べたらJR東日本で開催された駅弁味の陣で「駅弁副将軍」の賞を得たなかなかのものということが判明。

昭和45年~51年ごろに発売されていた弁当を復刻したものということで、その復刻ぶりに力が入っておりますよ。掛紙、容器のみならず、おてふき、箸まで当時をできるかぎり復元。

肝心の弁当の内容ですが、「お品書き」の説明を元に書きますと、ベースの「鶏めし」は、現在の鶏めしに比べて甘味が抑えられた昔懐かしい素朴な味。具材の「鶏肉の甘辛煮」は、昔と変わらぬ製法で国産鶏肉使用。ちょっと辛めでしたね。「ホタテの甘露煮」は、当時の味付けを知る勤続四十七年の従業員が味付けを復刻。美味しゅうございました。蒲鉾に海苔を巻いた「いそあげ」は、宮城屋蒲鉾店の廃盤商品を復刻してもらったもの。「厚焼き玉子」も当時の味を思い出しながら、何度も作り直し復刻。味が濃かったです。「椎茸甘露煮」は、昔から変わらぬ製法。「なら漬け」は、秋田県産カタウリ使用の当時から変わらぬ製法でつけ込んだもの。「栗の甘露煮」は、昔から変わらぬ彩り。「紅生姜」は、国産紅生姜を昔ながらの製法で味付け。

全体的に濃いめの昔の味でしたが、弁当としては美味しくいただけました。いとくでの価格は税抜き1,019円とちょっとお高い感じもありますが、駅弁としては、リーズナブルなんじゃないですかね。

toritaru

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